（6702）富士通は2025年3月期第3四半期決算を発表した。売上収益は前年同期比0.8%減の2兆6214億円、営業利益は169.2%増の1252億円となった。最終利益は2.5倍の880億円。

主力のサービスソリューション事業が好調で、売上収益は1兆5362億円、調整後営業利益は1615億円と増収増益を達成した。一方、ハードウェアソリューション事業は減収減益となった。
通期業績予想については、売上収益を3兆4700億円（前回予想比450億円増）、営業利益を2700億円（据え置き）に修正した。デバイスソリューション事業の非継続事業化に伴う影響を反映している。

また、富士通ゼネラル株式を譲渡する契約を締結したことも発表した。株式会社パロマ・リームホールディングスによる公開買付けを通じて、保有する全株式（約4612万株、議決権所有割合44.05%）を920億円で売却する予定だ。

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