（4575）キャンバスは、インテージヘルスケアと共同で進めているAIを活用した創薬研究において成果を確認し、研究契約の拡大と期間延長に合意した。これにより、がん免疫関連の新規抗がん剤候補化合物の開発がさらに加速する見込みだ。

この研究では、低分子化合物やペプチドを用いたターゲット探索が行われ、従来困難とされてきたタンパク質間相互作用をAI技術で制御する方法を検証。今回の契約更新では、より有望な化合物の創出を目指し、共同研究の範囲を拡大する。

インテージヘルスケアのAIプラットフォームで得られたヒット化合物は、キャンバス独自の評価を経て最適化され、臨床試験に向けた開発が進められる。この成果が基盤となり、キャンバスは中長期的な企業価値の向上を目指す。