（7779）サイバーダインは、マレーシア政府系機関の社会保障機構（PERKESO）と大型のリハビリスーツ導入契約を締結したことを発表した。

納入先は、国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターで、契約金額は最大約7億円、HALシリーズ50セット（65台）を最大5年間レンタルする。この契約により、2025年3月期から5年間にわたって売上を計上する予定で、2025年3月期は約55百万円の売上を見込んでいる。

サイバーダインは2018年からマレーシア政府およびPERKESOとの連携を強化し、サイバニクス治療の普及を推進してきた。現在、マレーシア国内の13施設において119台のHALが稼働している。

一方、サイバーダインは内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）」にも採択された。研究開発テーマは「リ・デザインに資するサイバニック・スマートモビリティ」で、1つのモビリティで人の移動も物だけの搬送も可能な次世代型の移動体を開発・実証する。委託研究開発費は1億円。