注目銘柄
2024/11/15 08:27
(8306) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 2025年3月期の業績予想を上方修正するとともに、増配と自社株買いを発表
三菱UFJフィナンシャル・グループは、2025年3月期の業績予想を上方修正するとともに、増配と自社株買いを発表した。親会社株主に帰属する当期純利益の予想を従来の1兆5000億円から1兆7500億円に引き上げた。顧客部門の好調や政策保有株式の売却益増加を背景に、経常利益で3500億円の上振れを見込んでいる。
これに伴い、1株当たりの期末配当予想を25円から35円に引き上げた。中間配当25円と合わせた年間配当は60円となり、前期実績の41円から大幅増配となる。さらに、3000億円を上限とする自社株買いの実施も決定。取得株数の上限は2億3000万株で、発行済株式総数の約2%に相当する。取得期間は11月15日から来年3月末まで。
同社は「資本効率向上に資する株主還元策として機動的に実施する」としている。発行済株式総数の5%を超える自己株式は原則として消却する方針で、今回2億7000万株の消却も決めた。
三菱UFJは中期経営計画で掲げた「当期純利益1兆6000億円以上」「ROE9%程度」の目標を、最終年度の2025年3月期に前倒しで達成する見通しだ。株主還元を強化しつつ、成長投資とのバランスを取る姿勢を鮮明にしている。
これに伴い、1株当たりの期末配当予想を25円から35円に引き上げた。中間配当25円と合わせた年間配当は60円となり、前期実績の41円から大幅増配となる。さらに、3000億円を上限とする自社株買いの実施も決定。取得株数の上限は2億3000万株で、発行済株式総数の約2%に相当する。取得期間は11月15日から来年3月末まで。
同社は「資本効率向上に資する株主還元策として機動的に実施する」としている。発行済株式総数の5%を超える自己株式は原則として消却する方針で、今回2億7000万株の消却も決めた。
三菱UFJは中期経営計画で掲げた「当期純利益1兆6000億円以上」「ROE9%程度」の目標を、最終年度の2025年3月期に前倒しで達成する見通しだ。株主還元を強化しつつ、成長投資とのバランスを取る姿勢を鮮明にしている。