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2024/11/6 13:09
(7013) IHI 民間向け航空エンジン事業での円安やスペアパーツ販売の拡大で上方修正
IHIが2025年3月期第2四半期(中間期)の決算短信を発表した。売上収益は前年同期比61.1%増の7,574億円となった。これは、前年同期に出荷済みのPW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラムの影響で一時的に減少した反動に加え、民間向け航空エンジンのスペアパーツ販売増加や東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗、円安の影響などによるものだ。
損益面では、営業利益が2,342億円増益の772億円となった。前年同期の一時的な売上収益減少の反動や民間向け航空エンジンの大幅な増収が寄与した。税引前中間利益は626億円、親会社の所有者に帰属する中間利益は393億円だった。
セグメント別では、航空・宇宙・防衛事業の売上収益が2,476億円と大幅に増加し、セグメント利益も766億円と大きく改善した。
通期の連結業績予想も上方修正し、売上収益は1兆6,000億円、営業利益は1,450億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は850億円とした。民間向け航空エンジン事業での円安の影響やスペアパーツ販売の拡大などを織り込んだ。
配当については、中間配当を1株当たり50円とし、期末配当予想を20円増配の70円に引き上げた。これにより年間配当は120円となる見込みだ。
IHIの株価は17.26%高の9123円で推移している。PERは16.3倍、配当利回りは1.31%。
損益面では、営業利益が2,342億円増益の772億円となった。前年同期の一時的な売上収益減少の反動や民間向け航空エンジンの大幅な増収が寄与した。税引前中間利益は626億円、親会社の所有者に帰属する中間利益は393億円だった。
セグメント別では、航空・宇宙・防衛事業の売上収益が2,476億円と大幅に増加し、セグメント利益も766億円と大きく改善した。
通期の連結業績予想も上方修正し、売上収益は1兆6,000億円、営業利益は1,450億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は850億円とした。民間向け航空エンジン事業での円安の影響やスペアパーツ販売の拡大などを織り込んだ。
配当については、中間配当を1株当たり50円とし、期末配当予想を20円増配の70円に引き上げた。これにより年間配当は120円となる見込みだ。
IHIの株価は17.26%高の9123円で推移している。PERは16.3倍、配当利回りは1.31%。