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2024/11/1 10:58
(6526) ソシオネクスト 7nm以下の先端テクノロジー開発案件の完了で、NRE売上は23.3%増の187億5600万円
ソシオネクストの2025年3月期第2四半期(中間期)売上高は前年同期比15.2%減の991億8100万円、営業利益は16.7%減の155億5600万円、経常利益は28.4%減の146億3700万円、親会社株主に帰属する中間純利益は24.2%減の115億8600万円となった。
売上高の内訳を見ると、製品売上が前年同期比21.2%減の799億5200万円となった。これは主に中国の5G基地局向け特需の終了や、データセンター/ネットワーク分野での中国市場における需要減少、産業分野のFA・事務機器向け需要の弱含みが影響した。
一方、NRE売上は23.3%増の187億5600万円となった。これはオートモーティブおよびデータセンター向けの7nm以下の先端テクノロジー開発案件の完了が重なったことによるものだ。減収減益となった主な要因として、中国市場向けの需要減少や産業分野の需要低迷が挙げられる。また、期末にかけての円高進行により為替差損が発生し、経常利益を押し下げた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高2000億円(前期比49.6%増)、営業利益270億円(同24.0%減)、経常利益270億円(同27.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益195億円(同25.4%減)を見込んでおり、前回発表からの変更はない。
また、自己株式の取得を発表した。取得株式数の上限を250万株(発行済株式総数の1.39%)、取得価額の総額の上限を50億円とし、取得期間は2024年11月1日から11月29日までとしている。
売上高の内訳を見ると、製品売上が前年同期比21.2%減の799億5200万円となった。これは主に中国の5G基地局向け特需の終了や、データセンター/ネットワーク分野での中国市場における需要減少、産業分野のFA・事務機器向け需要の弱含みが影響した。
一方、NRE売上は23.3%増の187億5600万円となった。これはオートモーティブおよびデータセンター向けの7nm以下の先端テクノロジー開発案件の完了が重なったことによるものだ。減収減益となった主な要因として、中国市場向けの需要減少や産業分野の需要低迷が挙げられる。また、期末にかけての円高進行により為替差損が発生し、経常利益を押し下げた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高2000億円(前期比49.6%増)、営業利益270億円(同24.0%減)、経常利益270億円(同27.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益195億円(同25.4%減)を見込んでおり、前回発表からの変更はない。
また、自己株式の取得を発表した。取得株式数の上限を250万株(発行済株式総数の1.39%)、取得価額の総額の上限を50億円とし、取得期間は2024年11月1日から11月29日までとしている。