弁護士ドットコムは、2024年4月17日、弁護革命を子会社化すると発表した。取得価額は非開示。完了は2024年5月1日を予定する。

弁護革命は、弁護士のためのデジタル事件記録ツール「弁護革命」を提供する。弁護士業務では、事件記録と呼ばれる案件資料を効率的に参照する必要があり、一般的なフォルダやクラウドストレージでは業務効率が落ちやすいという課題が指摘されている。弁護革命は、この課題に正面から取り組んだ唯一のプロダクトで、弁護士業務の生産性を大幅に向上させるサービスとしている。

また、現在は2000名の弁護士に利用されているが、2026年に民事訴訟において裁判所への書類提出をオンラインで行うことが義務化されるなど弁護士業務のデジタル化が進展する中、更なる飛躍が見込まれるサービスとしている。

弁護士ドットコムが持つ弁護士2.7万人の顧客基盤やAI技術を融合したプロダクトの機能拡張など、多くのシナジーを見込む。