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2023/11/21 08:44
(9022) JR東海 水素エンジン車両開発へ 鉄道で世界初
JR東海は、二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を動力とする鉄道車両の開発に取り組むと発表した。水素エンジンを活用した鉄道車両の開発は世界初で、実用化されれば、鉄道事業者の脱炭素化に大きく貢献する可能性がある。JR東海は、2050年までに温室効果ガスの排出量をネットゼロとする目標を掲げている。現在、同社が運営する非電化路線では、ディーゼル車両が約7割を占めている。水素エンジン車両の開発は、これらのディーゼル車両を置き換えるための取り組みの一環となる。
水素エンジン車両は、水素を燃焼させて発電し、その電力でモーターを動かす仕組み。エンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド型で、水素エンジンの開発を手掛けるスタートアップのiLabo(アイラボ)と鉄道車両用のエンジンを開発する。
2024年度以降に水素エンジンを使った車両の模擬走行試験の実施を目指す。また、実用化に向けた技術開発や、水素供給インフラの整備などにも取り組む。
水素エンジン車両は、水素を燃焼させて発電し、その電力でモーターを動かす仕組み。エンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド型で、水素エンジンの開発を手掛けるスタートアップのiLabo(アイラボ)と鉄道車両用のエンジンを開発する。
2024年度以降に水素エンジンを使った車両の模擬走行試験の実施を目指す。また、実用化に向けた技術開発や、水素供給インフラの整備などにも取り組む。