日本板硝子は、英国のグリーンゲート事業所において、
バイオ燃料を100%利用したフロートガラス製造の実証実験に世界で初めて成功した。
天然ガスに代わる持続可能な低
炭素燃料の導入を検討する取り組みの一環として実施され、約80%のCO2排出量削減効果を確認した。英国のビジネス・エネルギー・産業戦略省のエネルギー革新プログラムの一環として実施した。
日本板硝子は、2021年8月に世界で初めて水素を用いたガラス製造の実証実験に成功したが、水素燃料の実用化には水素自体の製造コストや供給インフラの整備など、様々な課題があり、グリーン水素の実用化までは低
炭素燃料が有用とみられている。