株テーマ:バイオ燃料の関連銘柄
植物から作る燃料。食料としない植物から作る場合は第二世代と呼ばれる。第二次安倍政権の総合科学技術会議では、微細藻類を使ったバイオ燃料の生産を、次世代エネルギー政策の重点分野に盛り込んだ。IEA(国際エネルギー機関)では自動車、船舶、航空機などに使うバイオ燃料が、2035年に3.5倍の1億9000万トン、2050年に14倍の7億5000万トンと予測している。
ユーグレナは、鉄道建設・運輸施設整備支援機構と包括連携する。鉄道・運輸機構は、国と地方自治体からの公費等を財源として建設する仕組みのもと、新幹線建設を一元的に行い、内航海運や都市鉄道・地域鉄道を支えている。内航船では軽油の代わりにバイオ燃料を利用することや、A重油とバイオ燃料の混焼などの導入試験を実施する。鉄道建設に関わる多くの建設会社にもバイオ燃料の利用を呼びかけることで、普及に弾みがつく可能性がある。
熊谷組は、林業での廃棄物を原料とした「木質ペレット」と呼ばれるバイオマス燃料を開発した。