東洋合成工業は、
フォトレジスト用感光性化合物のトップメーカーで、2023年3月期までの中期経営計画では売上300億円以上、経常利益30億円以上を目指している。5Gの普及で先端
半導体向け超高純度溶剤も高水準となっており、22年3月期の会社計画は売上が300億円、経常利益が34億円と、中期経営計画を1年前倒しで達成する可能性が出ている。感光性材料、高純度溶剤が今期も業績を牽引することは間違いないが、
半導体の三次元化に対する研究開発も進んでいるようだ。
ニッチ企業だが、EUV(極端紫外線)
レジストやArF(フッ化アルゴン)
レジスト向け材料では抜きん出た存在で、市場では評価不足との見方も出ている。