注目銘柄
2021/3/23 10:23
塩野義製薬は、2021年3月23日、新型コロナの重症化抑制を目指して業務提携している米BioAgeが「S-555739」で新型コロナに罹患した高齢者を対象とする第2相臨床試験を開始したと発表した。
「S-555739」は塩野義製薬が創出したSP1受容体拮抗薬。BioAgeが実施したAIでの解析で、加齢に伴う免疫機能低下を改善する創薬ターゲットとしてPS1受容体を同定。アイオワ大学で実施されたSARSコロナウイルスを感染させた加齢マウスモデルに、既存のPS1受容体拮抗薬を投与した試験では、マウスの死亡率改善と肺内のウイルス量の有意な低下が報告されたとしている。
塩野義製薬の株価は105円高の6005円で推移している。
「S-555739」は塩野義製薬が創出したSP1受容体拮抗薬。BioAgeが実施したAIでの解析で、加齢に伴う免疫機能低下を改善する創薬ターゲットとしてPS1受容体を同定。アイオワ大学で実施されたSARSコロナウイルスを感染させた加齢マウスモデルに、既存のPS1受容体拮抗薬を投与した試験では、マウスの死亡率改善と肺内のウイルス量の有意な低下が報告されたとしている。
塩野義製薬の株価は105円高の6005円で推移している。