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2021/1/26 15:48
(4507) 塩野義製薬 米BioAgeと新型コロナの重症化抑制を対象とした「S-555739」のライセンス契約を締結
塩野義製薬は、2021年1月26日、米BioAgeと新型コロナウイルス感染症の重症化抑制を対象に「S-555739」のライセンス契約を締結したと発表した。BioAgeに米国、欧州での独占的開発・販売権を付与し、契約一時金と今後の開発進展に応じたマイルストン、製品上市後の販売額に応じたロイヤリティを受領する。
「S-555739」は塩野義製薬が創出したSP1受容体拮抗薬。BioAgeが実施したAIでの解析で、加齢に伴う免疫機能低下を改善する創薬ターゲットとしてPS1受容体を同定。アイオワ大学で実施されたSARSコロナウイルスを感染させた加齢マウスモデルに、既存のPS1受容体拮抗薬を投与した試験では、マウスの死亡率改善と肺内のウイルス量の有意な低下が報告されたとしている。
BioAgeは2021年上期に新型コロナウイルス感染症患者を対象とした第2相臨床試験の開始を計画している。
塩野義製薬の株価は54円安の5697円で推移している。
「S-555739」は塩野義製薬が創出したSP1受容体拮抗薬。BioAgeが実施したAIでの解析で、加齢に伴う免疫機能低下を改善する創薬ターゲットとしてPS1受容体を同定。アイオワ大学で実施されたSARSコロナウイルスを感染させた加齢マウスモデルに、既存のPS1受容体拮抗薬を投与した試験では、マウスの死亡率改善と肺内のウイルス量の有意な低下が報告されたとしている。
BioAgeは2021年上期に新型コロナウイルス感染症患者を対象とした第2相臨床試験の開始を計画している。
塩野義製薬の株価は54円安の5697円で推移している。