注目銘柄
2020/10/30 12:58
(4568) 第一三共 通期営業利益を25%下方修正 受診抑制やインフル流行減少
第一三共は通期営業利益を800億円から600億円と25%下方修正した。新型コロナウイルスの影響による受診抑制や移動制限によるインバウンド需要の消失、インフルエンザの流行減少などから「インジェクタファー」「イナビル」などが予想を下回る見通し。
2021年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は32.1%減の584億円となった。新型コロナウイルスの影響を受けたアメリカン・リージェントや日本での薬価改定、エンハーツの費用増加などが影響した。また、前年は有形固定資産売却益106億円を計上していた。
新型コロナウイルスへの取組では、遺伝子(mRNA)ワクチンでは2020年6月に動物モデルを用いた薬理評価で抗体価の上昇を確認。2021年3月を目処に臨床試験開始を目指す。
日医工と共同で進めるナファモスタット吸引製剤の研究開発では非臨床試験を開始しており、2021年3月までの臨床試験移行を目指す。
アストラゼネカとオックスフォードが開発中の新型コロナワクチンの国内供給ではワクチンの国内における製剤化などで協議を進めているとしている。
第一三共の株価は9円高の2731.5円で推移している。
2021年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は32.1%減の584億円となった。新型コロナウイルスの影響を受けたアメリカン・リージェントや日本での薬価改定、エンハーツの費用増加などが影響した。また、前年は有形固定資産売却益106億円を計上していた。
新型コロナウイルスへの取組では、遺伝子(mRNA)ワクチンでは2020年6月に動物モデルを用いた薬理評価で抗体価の上昇を確認。2021年3月を目処に臨床試験開始を目指す。
日医工と共同で進めるナファモスタット吸引製剤の研究開発では非臨床試験を開始しており、2021年3月までの臨床試験移行を目指す。
アストラゼネカとオックスフォードが開発中の新型コロナワクチンの国内供給ではワクチンの国内における製剤化などで協議を進めているとしている。
第一三共の株価は9円高の2731.5円で推移している。