日本郵政の2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は34.1%減の1332億円となった。通期は39.8%減の5200億円を計画しており、進捗率は25.6%となった。
郵便・
物流事業の営業利益は39.6%減の154億円。新型
コロナウイルスの影響による経済活動の停滞などから取扱数量の減少や国際郵便物の引き受け停止などが影響した。
銀行業の経常利益は60.2%減の420億円。有価証券利息などの減少が影響した。
生命保険の経常利益は24.8%増の699億円。かんぽ商品の積極的な提案を控えていることによる事業費負担の減少が寄与した。
日本郵政の株価は5.8円高の754.6円で推移している。