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    決算 2020/8/6 12:48
    (1812) 鹿島建設 4-6月の経常利益は82.3%増
    鹿島建設の2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は82.3%増の414億円となった。通期は19.5%減の1180億円を計画しており、進捗率は35%となっている。大型物件の引き渡しなどが寄与する一方、建設受注高が契約交渉や手続きの遅れなどで35.1%減の2925億円(前期は4506億円)となった。

    セグメント別では、土木事業の営業利益は1600%増の85億円。当期中に完成を予定する工事を中心に損益改善が進んだ。

    建築事業の営業利益は36.6%増の192億円。売上高は減少したものの、売上総利益率が改善した。

    建設資機材の販売や総合リース業など国内関係会社が行っている事業である国内関係会社の営業利益は25.2%増の27億円。建設事業の売上総利益が増加した。

    新型コロナウイルスの影響は、国内では4月下旬から5月6日まで一定金額以上の現場の約6割を10日以上閉鎖。5月7日以降は感染予防策を厳格にし、運用を再開した。また、販売事業やオフィスを主とする賃貸事業への業績へ大きな影響は見られないが、運営するホテルやゴルフ場の稼働率は低下した。海外では3月中旬以降アジア地域を中心に公的な規制などから現場を一時閉鎖。規制解除に伴い順次再開している。

    鹿島建設の株価は50円高の1226円で推移している。

株式情報更新 (11月25日)


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