4－6月売上は20.0％減の1299億円、営業利益は2.1倍の6億2900万円、最終損益は47億円の赤字となった。中国での送電線事業の合弁解消や光ファイバーの競争激化、巣ごもり需要でスマホ向けＦＰＣや電子部品が増収となったが、競争激化で損失が膨らんだ。銅ヘッジ評価差額の戻入益が営業利益を押し上げたが、自動車メーカーの操業停止も響いた。

4－9月売上は15.6％減の2900億円、営業利益は82.7％減の10億円、最終損益は65億円の赤字と開示した。通期予想は開示していない。５Ｇ需要の増加に期待がかかるが、中国で光ファイバーの価格が下落しており、得意のスマホ向けプリント基板も競争が激しい。業績改善の糸口はまだ掴めない。