スイスのモレキュラー・パートナーズ社から新型
コロナウイルス感染症の治療薬候補の製造を受託した。モレキュラー社は2020年後半に
治験を開始する予定で、AGC子会社のAGCバイオロジクスが欧州拠点で製造する。AGCはアンジェスのワクチン中間体を製造するほか、米ノババックスなど
コロナ関連受注は合計5件目となる。
独バイオミーバや米CMCバイオロジクスを買収し、バイオ医薬品製造設備は十分な製造能力があり、今後も受託案件が期待出来そうだ。AGCはライフサイエンス事業を2025年までに1000億円の事業規模に拡大する目標を掲げている。