スタンレー電気は、
深紫外線LEDの量産を始める。スタンレーは自動車用ランプの大手で、営業利益の6割は自動車向けが占めている。これまで深
紫外線殺菌装置は、
空気清浄機、浄水器、加湿器などにも使われてきたが、多くは大型の水殺菌向けだった。新型
コロナウイルスに殺菌効果があることが認知され、医療現場から
カラオケなどの密室まで用途が拡がりそうだ。
深紫外線LEDメーカーは軒並み増産を開始するが、まだ市場規模は小さく、利幅も大きいと見られる。
スタンレーは
深紫外線LED事業を25年3月期までに売上500億円、営業利益で100億円を目指す。収益構造はかなり変わりそうだ。