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2020/6/3 07:53
(5201) AGC 米国でバイオ医薬品製造工場を買収 新型コロナ治療薬へも対応
AGCは、2020年6月2日、アストラゼネカが米国コロラド州で保有するバイオ医薬品原薬製造工場を買収すると発表した。買収額は約100億円とみられる。工場は停止した状態で譲り受けることから、2021年4月からの本格的な受託製造開始を目指す。
コロラド工場は、総容量2万Lの動物細胞用ステンレスバイオリアクター2基を備え、大規模な商用案件に適した工場。また、同規模のバイオリアクター4基の追加設置が可能であり、将来的な拡張も見込む。今までよりも幅広い商用案件や新型コロナウイルス治療薬としての既存薬展開に伴う需要への対応を可能とするとしている。
AGCは、新型コロナ治療薬として原薬製造を受託している、米サイトダインの抗HIV薬「レロンリマブ」が第2相臨床試験に進んでおり、商業化された場合の生産拠点になる。またデンマークのアダプトバック社からも、新型コロナウィルス向けワクチン候補の製造を受託している。アンジェスのDNAワクチン原料の製造もタカラバイオから受託しており、AGCバイオロジクスの存在感が増している。
AGCの株価は45円高の3205円で推移している。
コロラド工場は、総容量2万Lの動物細胞用ステンレスバイオリアクター2基を備え、大規模な商用案件に適した工場。また、同規模のバイオリアクター4基の追加設置が可能であり、将来的な拡張も見込む。今までよりも幅広い商用案件や新型コロナウイルス治療薬としての既存薬展開に伴う需要への対応を可能とするとしている。
AGCは、新型コロナ治療薬として原薬製造を受託している、米サイトダインの抗HIV薬「レロンリマブ」が第2相臨床試験に進んでおり、商業化された場合の生産拠点になる。またデンマークのアダプトバック社からも、新型コロナウィルス向けワクチン候補の製造を受託している。アンジェスのDNAワクチン原料の製造もタカラバイオから受託しており、AGCバイオロジクスの存在感が増している。
AGCの株価は45円高の3205円で推移している。