注目銘柄
2020/5/11 18:30
(4502) 武田薬品工業 新型コロナウイルスの治療薬として、血漿分画製剤の高免疫グロブリンの開発を開始
武田薬品は、新型コロナウイルスの治療薬として、血漿分画製剤の高免疫グロブリンの開発を開始する。武田の持つTAK-888とは別の薬剤の可能性もある。高免疫グロブリンは重症急性ウイルス性呼吸器感染症の治療薬として有効で新型コロナの治療薬となる可能性がある。中国では新型コロナウイルスに感染し治癒した患者から提供を受けた血漿で症状が改善したという報告もある。
武田は、高度免疫グロブリン製剤の開発加速を目指し、世界大手のCSLベーリングや、バイオテスト、BPL、LFB、オクタファルマとの協業を4月6日に発表した。高度免疫グロブリン製剤の開発には、新型コロナから完全に回復し、新型コロナウイルスに対する抗体を持つ多くの患者から血漿の提供を受ける必要があるため、協業によりいち早い実用化を目指す。
5月8日には4社が新たに参画し10社の協業体制とし、製品として生産を開始するために回復者からの血漿採取を急いでいる。さらにNIH(米国国立衛生研究所)の国立アレルギー感染症研究所と協力し、高度免疫グロブリン療法の安全性や有効性を確認する。グローバルな治験は今夏を見込んでいる。
武田薬品工業の株価は28円高の3764円で推移している。
武田は、高度免疫グロブリン製剤の開発加速を目指し、世界大手のCSLベーリングや、バイオテスト、BPL、LFB、オクタファルマとの協業を4月6日に発表した。高度免疫グロブリン製剤の開発には、新型コロナから完全に回復し、新型コロナウイルスに対する抗体を持つ多くの患者から血漿の提供を受ける必要があるため、協業によりいち早い実用化を目指す。
5月8日には4社が新たに参画し10社の協業体制とし、製品として生産を開始するために回復者からの血漿採取を急いでいる。さらにNIH(米国国立衛生研究所)の国立アレルギー感染症研究所と協力し、高度免疫グロブリン療法の安全性や有効性を確認する。グローバルな治験は今夏を見込んでいる。
武田薬品工業の株価は28円高の3764円で推移している。