サンバイオは、2020年1月24日、順天堂大学とダイレクトリプログラミング法による膵ベータ細胞の作出に係る共同研究で契約を締結したと発表した。順天堂大学が開発したダイレクトリプログラミング法で
間葉系幹細胞から膵ベータ細胞を作出し、1型糖尿病に対する
再生医療等製品の開発を目指す。
1型糖尿病は、膵臓にあるインスリンを産生するβ細胞が破壊される生命に関わる重篤な疾患。世界的には糖尿病患者全体の約5%が1型糖尿病で、日本での推定患者は約8万人といわれる。
サンバイオの株価は63円安の2532円で推移している。