そーせいグループの子会社「ヘプタレス」と、提携先の「アラガン」が、アルツハイマー病の治療薬「ＨＴＬ１６８７８」を第1相臨床試験で最初の被験者に投与した。第1相臨床試験の開始に伴いへプラレスは1500万ドル（約165億円）のマイルストーンを受領する。第2四半期の売上収益に計上される。ＨＴＬ１６８７８はアルツハイマー病等に関連した神経行動学的症状の治療薬で、経口投与が可能。ヘプタレスが独自の構造ベースドラッグデザイン技術で設計し、英国では106人の健常者へ投与し、安全性や有効性を評価する。

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アルツハイマー病治療の薬剤は限られており、効果も一時的と言われている。在宅介護を含めてアルツハイマー病や認知症のコストは年々大幅に増加しており、世界の主要地域ではコストが6400億ドル（約70兆円）を超えると試算されている。認知症患者は全世界で4500万人を超え、2050年には1億3000万人に達し、認知症の原因はアルツハイマー病が60－70％を占めると言われている。

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