株テーマ:家事代行の関連銘柄
家事代行関連株。掃除・洗濯、整理収納、料理など家事代行サービスは顧客ニーズの高まりで範囲を拡げている。2011年度の家事代行サービス市場規模は800億円規模だが、経産省では将来的に6000億円と試算している。不特定多数の個人がモノ・サービスを提供し、それを利用するという「C to C」の形態が基本で、シェア事業者は、提供者と利用者の橋渡しをする。シェアリングエコノミー協会の「シェアリングエコノミー認証マーク」を取得しているのは、スタートアップの「タスカジ」が有名。
リクルートは、家事支援サービス「カジアル」を本格展開する。人材派遣会社のノウハウを活かし、主婦を活用した手軽な低価格サービスとする。メニューを単純化し、掃除や整理整頓、食器洗いなどに限定し、料金は2時間で5000円程度に設定。3ヶ月毎の定期契約を想定する。ニチイ学館は、家事代行サービス「ニチイライフ」といった介護保険外サービスの拡充にも取り組むことで安定した収益基盤を形成し、更なる成長を図る。
メルカリは、2018年4月には個人間のスキルシェアサービス「teacha」の運営を開始した。
国家戦略特区では永住権を持たない外国人の家事代行サービスも解禁されており、ニチイ学館、パソナ、ベアーズ、ポピンズ、ピナイ・インターナショナル、ダスキンの6社が認定されいる。