株テーマ:ビークルエナジーの関連銘柄
2004年に、日立製作所、新神戸電機、日立マクセルの3社が、自動車用リチウムイオン電池などの開発・製造を目的に設立。ハイブリッド電気自動車用製品の量産化を行っている。現在の株主は、INCJ、マクセル、日立オートモティブシステムズ。
日産自動車は、官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)が保有するビークルエナジージャパンの全普通株式を取得し、またビークルエナジージャパンが新たに発行する普通株式を引き受けて、連結子会社化する。ビークルエナジーは日立製作所の車載電池子会社が前身で、2019年にINCJとマクセルが出資し、日産は売上高の5割を占める主要取引先だった。日産のハイブリッド技術「e―POWER(イーパワー)」向けに電池や電池制御システムを供給し、小型車「ノート」などに搭載されている。現在はハイブリッド車向け電池が主力だが、EV向けも研究開発を続けている