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廃プラ（プラスチックごみ）

廃プラのリサイクルには家庭で分別したペットボトルなどを新しい製品に再生する「マテリアルリサイクル」、化学反応で燃料などに再利用する「ケミカルリサイクル」、焼却する時の熱エネルギーを利用する「サーマルリサイクル」がある。

日本では年間900万トンの廃プラ（プラスチックごみ）が発生している。うち6割は焼却され、製造業の熱源などに利用されている。回収率が高いペットボトルは再利用されているが、主要輸出先の中国が輸入制限したため、廃プラ再利用の機運が高まっている。国土の広い米国のように埋め立てる訳にはいかない。二酸化炭素（CO2）排出削減やプラスチックごみによる海洋汚染を防止する効果もある。

日本は2019年5月に「プラスチック資源循環戦略」を策定し、2030年までに廃プラ再生利用を倍増することを目指している・