株テーマ:自動運転システムの関連銘柄
自動運転システム関連銘柄。
ソリトンシステムズは、2024年12月に名古屋大学などと新しい遠隔型自動運転システムを開発したと発表した。生活道路での路上車両運転の迂回など、自動運転での対応が難しい走行ケースに対し、ボタン操作等簡易な操作でも補完、支援できるという。システムの導入により、レベル2での同乗ドライバーの負担軽減や、レベル4でも問題発生時に人が駆けつけて運転操作を行う必要はなく、遠隔からのアシスト操作で走行の継続が期待できるとしている。
アイサンテクノロジーは、2023年1月に三菱商事と自動運転ワンストップサービス提供に関わる事業を共同で行う新会社「A-Drive」を設立すると発表した。設立は2023年2月7日を予定する。自動運転車両を利用する上で必要とする機器・システム・インフラ設備などの調達支援や自動運転車を運行するためのコンサルティング等のサービスを提供する。
トヨタ自動車は、ウーブン・バイ・トヨタで自動運転技術の開発に取り組む。
HEROZは、2022年7月に完全自動運転の実現を目指し、自動運転AIアルゴリズムの開発や走行実験・走行データ取得などを行うスタートアップTURINGに出資した。
日産自動車は、今後発売される新型車に簡易な自動運転機能を標準装備するなど、自動運転システムの開発が活発化している。
デンソーとKDDIは、2021年3月に自動運転への5G活用に向けた共同検証を開始している。
AIアルゴリズム機能の開発・提供するPKSHAは、トヨタ自動車がPKSHA株の2.3%保有している。
自動車向け組み込みソフトのイーソルは、2018年12月に設立された自動運転技術の業界標準を目指す世界的な国際業界団体「AWF」に設立メンバーとして参画。AWFは自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」の技術研究を進めており、イーソルは立ち上げ時からプロジェクトに参画している。
ヴィッツは自動運転/先進安全シュミレーターの開発や組込セキュリティサービスなどを開発している。
東海理化電機製作所(6995):アイサンテクノロジーと、自動運転車両の遠隔監視及び操作システムを共同開発する。また、車両周辺映像を活用した地図更新情報を習得できる技術開発を行い、東海理化は自動運転サービスの遠隔監視ビジネスへの本格参入を図る。
BIPROGY(8056):自動運転サービスの社会実装に向けた活動を強化。
システナ(2317):次世代モビリティ事業で自動運転・車載システム開発を推進。
フィックスターズ(3687):自動運転を対象としたアルゴリズム開発や高速化案件などを展開。
Kudan(4425):日系大手自動車メーカーに完全自動運転自動車の開発向けの自己位置推定技術を提供。
日本シイエムケイ(6958):自動運転機能などの制御複雑化でECU搭載数が増加見通し。