株テーマ:eスポーツの関連銘柄
株式市場で注目されるeスポーツ関連銘柄一覧。eスポーツはコンピューターゲームをスポーツとして競うもので、競技人口は世界で1億人を超すとされる。ゲームや周辺機器、放映権、広告、グッズ販売などで市場拡大期待が広がる。2022年のアジア大会から正式種目となることも決定している。注目のeスポーツ関連銘柄を一覧でまとめ。
ソルクシーズは、2022年7月にeスポーツ事業に参入。eスポーツ専門マッチングサイトの運営やeスポーツ選手の肖像権管理、育成・マネジメントなどを手掛ける。
カヤックは、子会社のウェルプレイドがeスポーツの大会やプロデュース業を展開。主催者が大会を簡単に管理できるトーナメントプラットフォーム「Tonemel」やゲームコミュニティ「Lobi」なども運営する。
GameWithは、eスポーツ領域に注力し、事業を拡充する方針で、ゲームタレントやeスポーツ選手が動画プラットフォーム上で行う動画配信やeスポーツ大会の運営に注力する。2021年10月には世界で最もプレイヤー数が多いPCゲームとされる「League of Legends」部門の日本チャンピオンチームを運営するDetonationNを子会社化するなど積極展開。
カプコンは、北米を中心に実施していたeスポーツ事業を日本でも本格的に参入。人気格闘ゲーム「ストリートファイターシリーズ」を活用したeスポーツ大会開催などを進める。米インテルは2020年7月に「ストリートファイター」などでeスポーツの世界大会を東京都内で開催する。カプコンは、人気シリーズ「ストリートファイター」を活用し世界各国で開催するeスポーツ大会群「CAPCOM Pro Tour 2023」を、賞金総額200万ドル以上(約2.6億円以上)に拡大して開催する。
コナミホールディングスは、日本野球機構と野球のeスポーツのプロリーグを開く。ドラフト会議で競技選手を指名するなどプロ野球と同じような運営をする。また、ゲーム専用のパソコンの販売やeスポーツ大会を開催する複合施設なども開く。
サイバーエージェントは国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」を開催する。ピクセルカンパニーズはeスポーツスタジアムを開設し、eスポーツ事業者の勧誘・貸出、広告や協賛の取次・プロデュース業などを行う。Jストリームは、eスポーツイベントの生中継に対応する映像システムを構築する。DeNAはeスポーツを事業化し、日本野球機構(NPB)主催のeスポーツ大会の運営などを担う。
また、高性能パソコンやヘッドフォンなどeスポーツ関連商品にも注目が集まる。ビックカメラはパソコン販売大手のソフマップを子会社化している。ソフマップは店舗にeスポーツの専用施設を設け、ネットゲームを競う様子を観察できるようにした。ファンの来店を見込み、消費も見込む。