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2025/1/30 15:49
(7751) キヤノン 2024年12月期決算を発表 - 過去最高売上も減益、自社株買いも実施へ
(7751)キヤノンが2024年12月期の連結決算を発表した。売上高は前期比7.9%増の4兆5,098億円と過去最高を更新したが、営業利益は25.5%減の2,798億円、当期純利益は39.5%減の1,600億円と大幅な減益となった。
減益の主因は、メディカル事業におけるのれんの減損損失1,651億円を計上したことだ。これを除いた調整後の税引前当期純利益は前期比19.3%増の4,663億円となった。
事業別では、主力のプリンティング事業が7.5%増収の2兆5,227億円、29.4%増益の3,041億円と好調だった。半導体露光装置などのインダストリアル事業も13.3%増収の3,565億円、19.0%増益の704億円と伸長した。
一方、メディカル事業は2.7%増収の5,688億円にとどまり、のれん減損損失により1,395億円の損失を計上した。
2025年12月期の業績予想は、売上高4兆7,360億円、営業利益5,190億円、当期純利益3,640億円と増収増益を見込んでいる。
また、キヤノンは1,000億円を上限とする自社株買いの実施を決定した。取得株式数の上限は2,600万株で、取得期間は2025年2月3日から2026年1月30日までだ。配当については、2024年12月期の年間配当を前期比15円増配の155円とし、2025年12月期は5円増配の160円を予定している。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=7751
減益の主因は、メディカル事業におけるのれんの減損損失1,651億円を計上したことだ。これを除いた調整後の税引前当期純利益は前期比19.3%増の4,663億円となった。
事業別では、主力のプリンティング事業が7.5%増収の2兆5,227億円、29.4%増益の3,041億円と好調だった。半導体露光装置などのインダストリアル事業も13.3%増収の3,565億円、19.0%増益の704億円と伸長した。
一方、メディカル事業は2.7%増収の5,688億円にとどまり、のれん減損損失により1,395億円の損失を計上した。
2025年12月期の業績予想は、売上高4兆7,360億円、営業利益5,190億円、当期純利益3,640億円と増収増益を見込んでいる。
また、キヤノンは1,000億円を上限とする自社株買いの実施を決定した。取得株式数の上限は2,600万株で、取得期間は2025年2月3日から2026年1月30日までだ。配当については、2024年12月期の年間配当を前期比15円増配の155円とし、2025年12月期は5円増配の160円を予定している。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=7751