日本半導体製造装置協会（SEAJ）が発表した2024年12月度の半導体製造装置販売高（速報値）によると、日本製装置（輸出含む）の販売高は4,433億6,400万円となった。これは前月比9.3%増、前年同月比では44.7%増という大幅な伸びを記録した。

7月：3,480億9,200万円（前年比23.6%増）
8月：3,510億5,800万円（前年比22.0%増）
9月：3,695億9,800万円（前年比23.4%増）
10月：3,856億7,600万円（前年比33.4%増）
11月：4,057億8,800万円（前年比35.2%増）
12月：4,433億6,400万円（前年比44.7%増）

特に10月以降、前年比の伸び率が30%を超え、12月に至っては44.7%という高い成長率を達成した。この傾向は、半導体需要の拡大や、各種電子機器の高性能化に伴う製造装置への投資増加を反映していると考えられる。

半導体製造装置市場は、AI（人工知能）やIoT（モノのインターネット）、5G通信などの技術革新に伴い、今後も堅調な成長が期待される。