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    12月の米国中古住宅販売
    2024年12月の米国中古住宅販売が前月比2.2%増加し、年換算で424万戸(市場予想は419万戸)となった。これは2024年2月以来の高水準であり、前年同月比では9.3%増と、2021年6月以来最大の伸びを記録した。

    中古住宅の中央値価格は前年同月比6.0%上昇し、40万4,400ドルとなった。これは18ヶ月連続の前年比上昇であり、2022年10月以来最大の伸び率だ。一方、在庫は前月比13.5%減少し、115万戸となった。これは現在の販売ペースで3.3ヶ月分の供給量に相当する。

    2024年通年の中古住宅販売は406万戸と、1995年以来の低水準となった。しかし、中央値価格は40万7,500ドルと過去最高を記録した。

    米国の住宅市場は、高金利環境にもかかわらず、年末に向けて回復の兆しを見せている。特に高額物件の販売が好調で、100万ドル超の住宅販売は前年比35%増加した。雇用と賃金の上昇、在庫の増加が市場にプラスの影響を与えている。

株式情報更新 (1月25日)


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