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    12月の企業物価指数、前年比+3.8%上昇で安定的推移
    日本銀行が発表した2024年12月の企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は124.8となり、前月比+0.3%、前年比では+3.8%の上昇となった。エネルギー価格の高止まりや輸送用機器、農林水産物価格の上昇が主な要因だ。

    一方、輸出物価指数は円ベースで前月比▲0.5%と下落したものの、前年比では+4.5%を維持。輸入物価指数は契約通貨ベースで▲0.9%、円ベースでは▲1.0%の下落を記録し、円高傾向が影響している。

    品目別では、電力・都市ガス・水道が指数上昇に大きく寄与したほか、精米や牛肉といった農林水産物が続いた。一方、非鉄金属や金属製品は価格低下が目立った。

    2025年の初頭を迎えるにあたり、国内外の経済情勢に左右される物価動向が引き続き注目される。特に為替の動きやエネルギー価格の変動が、企業コストにどのような影響を与えるかが焦点となりそうだ。

株式情報更新 (3月15日)


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