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2025/1/9 15:55
(3382) セブン&アイ HD 第3四半期 ~ 海外事業が収益増を牽引するも、利益率低下が課題に ~
(3382)セブン&アイ HDは、2025年2月期第3四半期(2024年3月1日~2024年11月30日)の決算を発表した。同期間の連結営業収益は前年同期比5.7%増の9兆696億円となり、海外コンビニエンスストア事業が収益増加をけん引した。一方、営業利益は同23.1%減の3,154億円となり、コスト増や円安による影響が利益率を圧迫した。
・国内コンビニエンスストア事業
国内事業は営業収益6,875億円(前年同期比98.2%)、営業利益1,829億円(同91.9%)と減収減益となった。人口減少や消費二極化が影響し、既存店売上は前年を下回ったものの、新規顧客層開拓やデリバリーサービス「7NOW」の全国展開で対応を進めた。
・海外コンビニエンスストア事業
海外事業は収益の成長が目立ち、営業収益6兆9,687億円(同109.6%)を記録した。しかし営業利益は同67.9%減の1,569億円となり、北米の消費環境悪化や資材コスト上昇が影響した。
・スーパーストア事業
営業収益1兆654億円(同98.1%)、営業利益は20億円(同85.8%)と、既存店売上が前年を下回り苦戦。収益性改善を目指す戦略投資に注力している。
為替レートの影響で営業収益は増加したものの、原材料コストの高騰や事業構造改革に伴う一時的な費用が収益を圧迫している。また、海外事業におけるのれん償却費の増加も課題となった。2025年2月期の通期予想は据え置いた。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=3382
・国内コンビニエンスストア事業
国内事業は営業収益6,875億円(前年同期比98.2%)、営業利益1,829億円(同91.9%)と減収減益となった。人口減少や消費二極化が影響し、既存店売上は前年を下回ったものの、新規顧客層開拓やデリバリーサービス「7NOW」の全国展開で対応を進めた。
・海外コンビニエンスストア事業
海外事業は収益の成長が目立ち、営業収益6兆9,687億円(同109.6%)を記録した。しかし営業利益は同67.9%減の1,569億円となり、北米の消費環境悪化や資材コスト上昇が影響した。
・スーパーストア事業
営業収益1兆654億円(同98.1%)、営業利益は20億円(同85.8%)と、既存店売上が前年を下回り苦戦。収益性改善を目指す戦略投資に注力している。
為替レートの影響で営業収益は増加したものの、原材料コストの高騰や事業構造改革に伴う一時的な費用が収益を圧迫している。また、海外事業におけるのれん償却費の増加も課題となった。2025年2月期の通期予想は据え置いた。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=3382