注目銘柄

    ペロブスカイト型太陽電池の主原料
    ヨウ素は、年間約3.4万トン生産され、主にチリ(約60%)と日本(約30%)が供給している。日本国内では千葉県が主要な生産地で、国内シェアの82%を占める。伊勢化学工業(4107)は、世界シェア約15%を持つ主要生産者だ。K&Oエナジーグループ(1663)は、天然ガス事業に次ぐ第2の事業としてヨウ素を製造している。三菱ガス化学(4182)の連結子会社である東邦アーステックは、2019年10月から増産計画に着手し、2026年4月に全面操業を予定している。また、ENEOSホールディングス(5020)は、ヨウ素の生産能力を2倍に増やす計画を進めている。ヨウ素は、X線診断の造影剤や液晶パネルの偏光フィルムに使用されるほか、ペロブスカイト型太陽電池の主原料としても需要が見込まれており、経済安全保障の観点からも注目されている。

    ヨウ素」関連
    1663 K&Oエナジーグループ
    4107 伊勢化学工業
    4182 三菱瓦斯化学
    5020 ENEOS HD

株式情報更新 (1月11日)


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