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    2023年世界の武器生産・軍事サービス企業トップ100
    SIPRI(ストックホルム国際平和研究所)が発表した2023年の世界の武器生産・軍事サービス企業トップ100において、日本企業の存在感が際立っている。この分析結果から、日本の防衛産業の動向と、グローバル市場における位置づけが明らかになった。

    (7011)三菱重工業:
    ランキング:39位
    武器売上高:38.9億ドル(約5,600億円)
    前年比:23.9%増
    総売上高に占める武器売上高の割合:11.7%

    三菱重工業は、前年の45位から6ランク上昇し、39位に食い込んだ。武器売上高は前年比23.9%増と大幅に伸長し、38.9億ドルに達した。

    (7012)川崎重工業:
    ランキング:65位
    武器売上高:20.6億ドル(約3,000億円)
    前年比:16.4%増
    総売上高に占める武器売上高の割合:15.6%

    川崎重工業は67位から65位に上昇した。武器売上高は20.6億ドルで、前年比16.4%の増加を記録した。

    (6702)富士通:
    ランキング:71位
    武器売上高:18.5億ドル(約2,700億円)
    前年比:50.4%増
    総売上高に占める武器売上高の割合:6.9%

    富士通は83位から71位へと大きく順位を上げた。武器売上高は18.5億ドルで、前年比50.4%という驚異的な成長率を示した。

    (6503)三菱電機:
    ランキング:96位
    武器売上高:10.5億ドル(約1,500億円)
    前年比:69.4%増
    総売上高に占める武器売上高の割合:2.8%

    三菱電機は118位から96位へと大幅に順位を上げた。武器売上高は10.5億ドルで、前年比69.4%という顕著な成長を遂げた。

    日本企業の武器売上高の急増は、国際情勢の緊張化や防衛予算の拡大を背景としている。総売上高に占める武器売上高の割合は、三菱重工業が11.7%、川崎重工業が15.6%と比較的高いのに対し、富士通は6.9%、三菱電機は2.8%と低めだ。

株式情報更新 (12月2日)


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