ミシガン大学が22日に発表した2024年11月の消費者景況感指数（確報値）は71.8となり、市場予想を下回る結果となった。暫定値の73.0から低下し、市場予想の73.7も下回った。ただし、前月確報値の70.5からは若干の上昇を見せている。

消費者景況感指数の内訳を見ると、現在の景況感を示す現状指数は63.9と、前月の64.9から低下した。一方、今後の見通しを示す期待指数は76.9と、前月の74.1から上昇している。

インフレ期待に関しては、1年後のインフレ率予想が2.6%と、前月の2.7%から低下し、2020年12月以来の低水準となった。5年後のインフレ率予想は3.2%と、前月の3.0%から上昇している。