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    アームは第3四半期見通しに一時失望売りも、反発に転じた
    アームが発表した2024年度第2四半期(7-9月)決算は、市場予想を上回った。売上高は前年同期比5%増の8億4400万ドルで、アナリスト予想の8億840万ドルを上回った。顧客企業が収益性の高い次世代技術を採用したことが追い風となった。売上高の25%が現在導入中の「v9」アーキテクチャによるものだった。スマートフォン向けの採用が増収に貢献し、アップルもその顧客の一社となっている。最新のiPhone 16シリーズにもv9技術が搭載されているという。

    レネ・ハースCEOは、アップルを含むモバイル市場の成長率に対して楽観的な見方を示した。株式報酬などを調整した1株利益は0.30ドルで、アナリスト予想の0.26ドルを上回った。

    しかし、第3四半期(10-12月)の売上高見通しは9億2000万-9億7000万ドルで、予想中間値の9億4500万ドルは市場予想の9億4430万ドルをわずかに上回るにとどまった。この見通しを受けて、アームの株価は時間外取引で4.5%下落したが、翌日には150ドル台を回復した。一部のアナリストは、AIブームを背景にさらなる成長を期待していたようだ。

    第3四半期の1株利益見通しは0.32-0.36ドルで、市場予想は0.34ドル。

株式情報更新 (11月8日)


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