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2024/11/7 10:30
(5411) JFE HD 鉄鋼事業における数量減と海外グループ会社の減益で下方修正
JFE HDが2025年3月期の業績予想を大幅に下方修正した。売上収益を従来予想の5兆2,400億円から4兆9,700億円に、事業利益を2,600億円から1,600億円に、親会社の所有者に帰属する当期利益を2,050億円から1,300億円にそれぞれ引き下げる。期末配当予想も1株当たり60円から50円に引き下げ、年間配当は中間配当50円と合わせて100円とする。
主な要因は、鉄鋼事業における数量減と海外グループ会社の減益だ。国内建材分野では建設コスト上昇や人手不足を背景に需要が一層減速し、アジア向け自動車鋼材需要も停滞している。これにより、JFEスチールの単独粗鋼生産量は前回見通しから60万トン減の2,240万トン程度になる見込みだ。
セグメント別では、鉄鋼事業の利益が前回見通しから950億円減の700億円に、商社事業が50億円減の450億円になる一方、エンジニアリング事業は200億円で変更なしとなっている。
また、2025年3月期第2四半期(中間期)の連結業績は、売上収益が前年同期比4.9%減の2兆4,507億円、事業利益が50.2%減の818億円、親会社の所有者に帰属する中間利益が61.4%減の424億円だった。
主な要因は、鉄鋼事業における数量減と海外グループ会社の減益だ。国内建材分野では建設コスト上昇や人手不足を背景に需要が一層減速し、アジア向け自動車鋼材需要も停滞している。これにより、JFEスチールの単独粗鋼生産量は前回見通しから60万トン減の2,240万トン程度になる見込みだ。
セグメント別では、鉄鋼事業の利益が前回見通しから950億円減の700億円に、商社事業が50億円減の450億円になる一方、エンジニアリング事業は200億円で変更なしとなっている。
また、2025年3月期第2四半期(中間期)の連結業績は、売上収益が前年同期比4.9%減の2兆4,507億円、事業利益が50.2%減の818億円、親会社の所有者に帰属する中間利益が61.4%減の424億円だった。