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    決算サマリー:アンリツ、エムスリー、野村総合研究所
    アンリツ、エムスリー、野村総合研究所が2025年3月期第2四半期(中間期)決算を発表した。

    アンリツは、売上収益が前年同期比4.7%増の533億円、営業利益が同21.9%増の35億円となった。主力の通信計測事業は、データセンター向けの需要が好調だったものの、第1四半期に計上した事業構造改善費用の影響で減益となった。PQA(プロダクツ・クオリティ・アシュアランス)事業は、食品市場での設備投資需要が好調で増収増益となった。通期の業績予想は据え置いた。

    エムスリーは、売上収益が前年同期比7.8%増の1,248億円、営業利益が同16.1%減の289億円となった。主力のメディカルプラットフォーム事業は、製薬企業の予算圧縮などの影響で減収減益となった。一方、キャリアソリューション事業は医師・薬剤師向け求人サービスが好調で増収増益となった。通期の業績予想は据え置いた。

    野村総合研究所は、売上収益が前年同期比4.1%増の3,767億円、営業利益が同11.5%増の656億円となった。金融ITソリューション事業が好調だったほか、コンサルティング事業も案件が活況で増収増益となった。産業ITソリューション事業は海外事業の減収により減収となったが、収益性改善により増益となった。通期の業績予想は据え置いたが、セグメント別売上予想を一部修正した。

株式情報更新 (10月31日)


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