注目銘柄
2024/10/30 07:28
(9984) ソフトバンクグループ 「次の大きな一手に向けて数百億ドル(数兆円)」を準備している
サウジアラビアの国際投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ」(FII)が29日、首都リヤドで開幕した。ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が4年ぶりに現地参加し、人工超知能(ASI)の実現に向けた大規模投資の構想を語った。
孫氏は2035年までにASIが実現するとの見通しを示し、そのために「累計で9兆ドルの投資と2億個の半導体が必要」だと述べた。ASI関連では将来年間4兆ドルの純利益が出ると試算し、「それを分け合う1社になりたいか」との問いに「もちろん」と即答した。
SBGは2月にサウジの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)傘下のアラット社と提携し、リヤドに産業用ロボットの製造拠点を設立する計画だ。PIFはSBGの「ビジョン・ファンド1」の主要投資家でもある。
ビジョン・ファンドの累計リターンは当初の期待ほど大きくないが、サウジ側もAI産業を自国で育てたい狙いがある。そのため、国家的な看板イベントへの孫氏の招待が続いている。
孫氏は「次の大きな一手に向けて数百億ドル(数兆円)」を準備していると述べ、半導体大手エヌビディアの株価について「過小評価されている」との見方を示した。サウジとSBGの関係は、AI時代を見据えた戦略的パートナーシップとして継続している。
孫氏は2035年までにASIが実現するとの見通しを示し、そのために「累計で9兆ドルの投資と2億個の半導体が必要」だと述べた。ASI関連では将来年間4兆ドルの純利益が出ると試算し、「それを分け合う1社になりたいか」との問いに「もちろん」と即答した。
SBGは2月にサウジの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)傘下のアラット社と提携し、リヤドに産業用ロボットの製造拠点を設立する計画だ。PIFはSBGの「ビジョン・ファンド1」の主要投資家でもある。
ビジョン・ファンドの累計リターンは当初の期待ほど大きくないが、サウジ側もAI産業を自国で育てたい狙いがある。そのため、国家的な看板イベントへの孫氏の招待が続いている。
孫氏は「次の大きな一手に向けて数百億ドル(数兆円)」を準備していると述べ、半導体大手エヌビディアの株価について「過小評価されている」との見方を示した。サウジとSBGの関係は、AI時代を見据えた戦略的パートナーシップとして継続している。