注目銘柄
2023/11/24 09:18
(4452) 花王 独自の免疫制御技術でmRNA医薬品創出へ
花王と6月に社名をナノキャリアから改名した(4571)NANO MRNAは、花王が独自開発した免疫制御技術「スネアバックス」を用いたmRNA医薬品の創薬に向けた包括共同研究契約を締結した。
スネアバックスとは、mRNAが体内で安定して働くようにする技術。mRNAは、遺伝情報を伝える物質で、医薬品として用いることで、特定の疾患の治療や予防に効果が期待されている。しかし、mRNAは体内で分解されやすいため、安定した効果を維持することが課題となっている。
花王とNANO MRNAは、スネアバックス技術を活用することで、mRNA医薬品の安定性と安全性を向上させ、新たな治療法の開発を目指す。具体的には、アレルギー疾患やがんなどの治療薬の開発を検討する。また、スネアバックス技術を他のmRNA医薬品開発にも応用する可能性を探る。
今期は想定外の構造改革費用を600億円計上するため大幅減額だが、25年度に300億円の利益改善効果が見込める。花王は33年連続増配を達成している。直近3年の増配率は1.13倍で、年平均4.4%の増配をしている計算になる。長期で配当取りを狙う12月決算銘柄。
・予想PER 62.60倍
・実績PBR 2.63倍
・予想配当利回り 2.75%
売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
◇21.12 1,418,768 143,510 150,002 109,636 230.6 144
◇22.12 1,551,059 110,071 115,848 86,038 183.3 148
◇23.12予1,580,000 60,000 61,000 41,000 88.2 150
◇24.12予1,610,000 130,000 130,000 87,000 187.2 152
スネアバックスとは、mRNAが体内で安定して働くようにする技術。mRNAは、遺伝情報を伝える物質で、医薬品として用いることで、特定の疾患の治療や予防に効果が期待されている。しかし、mRNAは体内で分解されやすいため、安定した効果を維持することが課題となっている。
花王とNANO MRNAは、スネアバックス技術を活用することで、mRNA医薬品の安定性と安全性を向上させ、新たな治療法の開発を目指す。具体的には、アレルギー疾患やがんなどの治療薬の開発を検討する。また、スネアバックス技術を他のmRNA医薬品開発にも応用する可能性を探る。
今期は想定外の構造改革費用を600億円計上するため大幅減額だが、25年度に300億円の利益改善効果が見込める。花王は33年連続増配を達成している。直近3年の増配率は1.13倍で、年平均4.4%の増配をしている計算になる。長期で配当取りを狙う12月決算銘柄。
・予想PER 62.60倍
・実績PBR 2.63倍
・予想配当利回り 2.75%
売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
◇21.12 1,418,768 143,510 150,002 109,636 230.6 144
◇22.12 1,551,059 110,071 115,848 86,038 183.3 148
◇23.12予1,580,000 60,000 61,000 41,000 88.2 150
◇24.12予1,610,000 130,000 130,000 87,000 187.2 152