キユーピーは免疫機能の維持をうたうサプリメント「ディアレプラス」を年内に発売する。同社が開発した独自素材「酢酸菌GK-1」を配合した。酢酸菌GK-1は、キユーピーが2016年から研究を進めてきた素材で、pDC（プラズマサイトイド樹状細胞）の活性化を促すことで、免疫機能の維持に役立つことが確認されている。ディアレプラスは、酢酸菌GK-1を1日2粒あたり100億個配合。1日2粒の摂取で、pDCの活性化を促し、免疫機能の維持に役立つという。

キユーピーは、ディアレプラスを、花粉や風邪などの感染症予防や、健康維持に役立ててもらいたいと考えている。国内の機能性表示食品市場は、近年拡大傾向にある。その中でも、免疫機能の維持をうたう機能性表示食品は、コロナ禍の影響もあり、需要が高まっている。酢酸菌GK-1は飲料メーカーなど国内外50社に販売する考えで、酢酸菌を使う事業で2030年に100億円の売上高を目指す。