注目銘柄

    2023/10/17 10:41
    (6857) アドバンテスト 国内の生成AI関連銘柄の筆頭
    チャットGPTは、2022年11月にオープンAI社が発表した大規模言語モデル(LLM)で、その生成能力の高さから、生成AIのブームに火をつけた。生成AIは、テキスト、画像、音声などのさまざまな形式のデータを自動生成するもので、機械学習による膨大なデータの蓄積が基礎となっている。

    生成AIに必要なGPU(画像処理半導体)は、大量のデータを高速に処理できるGPUで、生成AIによく使用されているGPUとしては、米エヌビディアのGeForce RTX 3090やA100が挙げられる。これらのGPUは、コア数が多く、メモリ容量も十分なため、生成AIを高速に実行することができる。

    アドバンテストの生成AI用GPUテスターの市場シェアは、世界で約57%を占めており、生成AIの市場規模が拡大する限り、アドバンテストの需要も高まることになる。アドバンテストの顧客にはエヌビディアやAMDが含まれており、市場全体では米テラダインとシェアを二分するが、GPUを含むハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けでは、高いシェアを維持するため、国内の生成AI関連銘柄の筆頭といえる。

株式情報更新 (11月23日)


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