キユーピーインドネシアは、マヨネーズ・ドレッシングなど調味料の生産ラインを増設し、生産能力を現在の約2.6倍に高める。キユーピーインドネシアは、2013年にキユーピーの東南アジア4カ国目の生販拠点として設立され、2022年度の売上は2019年度比で2倍以上に急拡大している。インドネシアは、今後さらなる人口増加が見込まれることに加え、経済成長により世帯所得も増加している。

新棟の生産能力は年1万2000トンで、既存ラインを含めると生産能力は年1万9500トンとなる予定。約32億円を投じ、2024年11月の稼働を見込む。稼働開始初年度は33億円の売り上げを目指しており、さらなるライン増設も検討している。キユーピーインドネシアでは、イスラム教徒が安心して食べられるよう、全ての商品で「ハラル食品」の認証を取得しており、インドネシアにおける食の多様化にも対応する。