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水素エネルギー社会の実現に向けて 中期経営計画を策定
岩谷産業は、2023年度から2027年度までの5年間の中期経営計画「PLAN27」を策定した。「水素エネルギー社会の実現に向けて」をテーマに掲げ、液化水素ビジネスの拡大へ1780億円を重点投資する。2027年には販売量を年1.4万トンから3万トン、売上高を450億円から920億円に拡大させる。数値目標は、売上高は前期比29%増の1兆1700億円、営業利益で前期比6割増の650億円を目指す。また株主還元として配当性向を20%以上とし、累進配当制度を導入する。全体での投資額は4700億円。
国内で4つ目の液化水素の製造拠点を新設し、再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」の製造も米国で検討する。廃プラスチックから水素を作る技術開発も進める。海外からグリーン水素を運び国内で受け入れるサプライチェーン構築に300億円、水素ステーションの増設などに330億円を投じる。
国内で4つ目の液化水素の製造拠点を新設し、再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」の製造も米国で検討する。廃プラスチックから水素を作る技術開発も進める。海外からグリーン水素を運び国内で受け入れるサプライチェーン構築に300億円、水素ステーションの増設などに330億円を投じる。