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    2023/6/19 10:42
    (6201) 豊田自動織機 バイポーラ型リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池
    経済産業省は、トヨタ自動車の電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の投資に約1200億円を補助するが、豊田自動織機とトヨタ自動車が共同開発するバイポーラ型リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池にも活用すると見られる。全固体電池では両社が開発中だが、実用化は2030年代と見られる。バイポーラ型リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池は航続距離を2割伸ばせ、コストは4割安くなるため、比較的安価なBEVへ搭載される。

    トヨタはいくつかの次世代電池を開発しており、2026年に導入される次世代BEVでは、航続距離1,000kmを実現する角形電池を開発し、急速充電20分以下を目指している。

    次世代電池(普及版)では、材料に安価なリン酸鉄リチウム(LFP)を採用し、アクアやクラウンに搭載してきたバイポーラ構造の電池を2026年から2027年に実用化する。

    さらにバイポーラ構造にハイニッケル正極を組み合わせ、ハイパフォーマンスの電池も、2027-2028年の実用化を目指しており、角形電池と比べても、航続距離が10%向上、急速充電20分以下を目指している。

株式情報更新 (11月23日)


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