カプコンは、「アリス・ギア・アイギス」や「白猫テニス」などのスマートフォン向けアプリを開発する（3668）コロプラと包括的な特許クロスライセンス契約を締結した。従来のクロスライセンスよりも広範な契約とすることで、両社のゲーム開発の自由度をさらに向上させ、より魅力的なコンテンツづくりを推進する。従来はオンラインのゲームプレイヤー同士がフィールド上で同時に行動するマルチプレイに関する分野でクロスライセンスを締結していた。コロプラが推進するIP（広義の知的財産）活用戦略の一環でスタートしたが、より関係を深める。

カプコンは年初来高値を更新し、右肩上がりのきれいなトレンドラインを描いている。「バイオハザード４」のリメイク版が好調で、コロナ禍で低迷していたアミューズメント施設も回復傾向にある。6月発売予定の「ストリートファイター６」は、ｅスポーツリーグでも採用予定で、増収増益基調が続いている。