ステムリムは、2022年7月25日、塩野義製薬に導出済みの再生有津医薬開発品「レダセムチド」で、塩野義製薬より栄養障害型表皮水疱症を対象とした追加第2相臨床試験の治験届がPMDAに提出されたと発表した。治験届の提出をもって、試験が開始される。

大阪大学等で実施された第2相臨床試験で栄養障害型表皮水疱症に対する有効性が示されているが、規制当局との協議の結果、第2相臨床試験の結果は著効例が認められるものの、医薬品としての承認申請には更なる有効例の積み上げが必要との結論に至っていることから、第2相臨床試験の再現性を確認することを目的とするとしている。

ステムリムの株価は3.82％安の831円で推移している。