2023年3月期中間配当より配当方針を変更し、2023年3月期および2024年3月期の配当性向を100％とすることがサプライズとなっている。前3月期は中間期25円、期末25円の50円配当だったが、23年3月期は中間期88円、期末89円の年間177円配を予定している。自己資本の積み増しを抑制しＲＯＥの向上をはかることが目的で、必要に応じて、自己株式の取得・消却などの株主還元策も実施することで、期待を高めている。2024年３月期のＲＯＥ目標を7.0％以上から8.5％以上に引き上げている。

23年3月期売上は9.2％増の1450億円、営業利益は11.1％増の96億円、純利益は1.4％増の67億円を予定している。ＧＩＧＡスクール特需は剥落するが、設備投資需要が高まる見通し。