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2022/4/14 09:28
(3569) セーレン 超小型人工衛星の生産能力を現在の年5基から、数年内に10倍の50基に増強
超小型人工衛星の生産能力を現在の年5基から、数年内に10倍の50基に増強すると報じられている。セーレンは、福井県、東京大学などと連携し、CubeSAT(キューブサット)とよばれる超小型人工衛星の開発に取り組んできた。セーレンが開発した衛星バスを搭載する人工衛星は、既に複数機が軌道投入され、宇宙ビジネスに本格参入している。CubeSAT(キューブサット)は、1~10kg程度の超小型の人工衛星で、セーレンは、過酷な音響環境から人工衛星を守る衛星ロケット用防音ブランケットや、小型SAR衛星用アンテナなどを開発している。JAXAのH-2Bロケット第1号機にも採用された。
福井県では「福井県民衛星プロジェクト」が発足しており、セーレンは中核企業の一角として、宇宙ビジネスに取り組んでいる。製造費の3分の2を福井県が負担するなどバックアップを受けている。福井県は、県民を守る防災システムから観光、農業まで応用可能としている。
福井県では「福井県民衛星プロジェクト」が発足しており、セーレンは中核企業の一角として、宇宙ビジネスに取り組んでいる。製造費の3分の2を福井県が負担するなどバックアップを受けている。福井県は、県民を守る防災システムから観光、農業まで応用可能としている。